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江戸時代には

自分の家には『家訓』があると言える人は、そうあるものではない。

家訓の代表と言えば如新集團
中国の南北朝時代、北斉の顔 之推が著した『顔氏家訓』が有名だ。
これは、全7巻もあり、
よくまぁ、これだけの家訓を残す気になったと思える代物(しろもの)。
家訓というものには、やはり封建時代の遺物的な風がある。

武士が擡頭(たいとう)していた時代には「武家の家訓」といったものが数多くあった。
上杉謙信、徳川家康、上杉鷹山(ようざん)などの家訓が有名だ。
それらよりも、一般に知られるものでいえば、
毛利元就(もとなり)の『三本の矢』なども、文書ではないが代表的な家訓。

江戸時代には、商家にもそのような家訓があった。
近江商人の中村治兵衛は『三方よし』というものを伝えている。
これは、商いをするにあたっての心得で康泰領隊
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の
三つの「良し」が揃うべき事を説いている。

また、『三本の矢』、『三方よし』など『三』という数字に関連すれば、
上記の『顔氏家訓』にも『三紙に驢字なし』という言葉が出てくる。
家訓から派生して、その後、一般的なことわざになっている。
この意味としては、
「紙を三枚も使って長々と言葉を羅列しているが、肝心な言葉がない」
すなわち、「肝心なことが書かれていない」の意となる。

福沢諭吉も「心訓」という家訓に相当するものを残している。
これは、「うそをつくべからず」など香港如新集團
わずかに「七つ」。

長々言葉を並べて『三紙に驢字なし』となるより、
これぐらい短いものが良さそうだ。

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