Like the icecream

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lifenuskin

一般的には「人体の低温保存

「つ」がつく頃は野山に遊ばせろという表現がある。
すなわち、小さな子供の頃は、
自然の中で伸びやかな感性を磨かせる事が大切だという事らしい。
「”つ”がつく頃」というのは、10代になる前の年齢をいう。
ひとつ(1歳)、から ここのつ(9歳) まで『つ』がついているところから、
こういう言い回しがあるようだ如新集團
今の時代、そのような年回りの子供を自然の中で育てるのは、
かなり難しい。
自然の中で少年時代を過ごした代表者といえば、
『昆虫記』で知られるファーブル。
彼は、南フランスのローヌ川沿いのオック地方(L'OCCITANE)で生まれ、
「どこに居ても小川のせせらぎが聞こえる絵のように美しい村」
と表現されるサン・レオン村で、誰にも邪魔される事なく自然の中で過ごしたようだ。
そのときに観察した事をもとにして書かれたのが、
『ファーブル昆虫記』だった。

一般的には、そのような育ち方を理想とする風潮があるが、
まったく逆なのが、夏目漱石nuskin 如新
彼は、生まれながらにして都会っ子。
ちょうど明治維新の時代に東京に生まれている。
自然の中で育つのとはまったく無縁。
これに対して、友人の正岡子規は、愛媛県の生まれ。
ある時この二人が歩いていたところに稲田があり、
「稲田の稲が米になる」ことを漱石が知らないという事に子規は驚いたという。
そんなことを知らなくても立派な文学者にもなる事を考えれば、
「自然がいい」と思うのは香港如新、一つの幻想かも知れない。

実際、今の時代、自然と触れ合う機会が失われているのは事実。
難しい事は言わないが、
せめて『つ』のつく頃の子供は、公園などでのびのびと遊んで欲しいところ。
「◯◯ちゃんと公園で遊んでくるね」と出掛けた子供。

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